起業準備が事業の成否を左右する!

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起業しようと決意をした方、起業しようかどうか迷っている方、そんな方がまずやらなければならないのは「起業準備」です。起業支援をしていると、準備が不十分なままで起業してしまう方を多く見ますが、起業準備は事業の成否を左右するといっても過言ではありません。今回は起業準備がなぜ必要なのか、何をするのかについて解説します。

 

なぜ起業準備が必要なの?

事業はスタートしたときから、たくさんのお金がかかります。

例えば、オフィスや店舗を借りるときの敷金・保証金、備品の購入費、毎月の賃料、従業員への給料や社会保険料などがあります。
これまでサラリーマンをされている方であれば、お金を支払うのは日常の生活費、教育費などで、せいぜい数万円、数十万円というところです。しかし、事業でかかるお金はそれとは比べものにならないほどの金額です。あっという間に100万円、200万円というお金が出ていきます。

一方で事業を始めたからといってすぐに思うような売上があがる訳ではありません。
事業が軌道に乗るまでの間に出ていった経費はすべて持ち出し。後で返ってくることはありません。

そのため、いざ起業してから、事業を軌道に乗せるまでの期間を少しでも短くしなければならないのです。

それに必要なのは「起業準備をしっかりとしておくこと」
起業準備によって事業の成否がかかってくる、といってもよいでしょう。

サラリーマンの方であれば、退職してから起業準備をするのではなく、在職中に進めておく方がよいでしょう。
ただし、もちろん業務に支障が出ない範囲で進めなくてはなりません。

 

 

起業準備でまずやらなければならないのは事業計画を作ること

起業準備でまずやらなければならないのは「事業計画」の作成です。

事業計画と聞くと難しそうな感じがしますが、最初に作る事業計画の目的は「頭の中を整理すること」です。

そのため、この段階での事業計画は、細かい数字も出てきません。
エクセルやパワーポイントを使って立派なものを綺麗に作る必要はありません。
ノートにメモしていくくらいで構いません。

実際にはそれほど難しく考える必要はありません。

まずは、①「何をやりたいか」を書き出してみましょう。
例を挙げると「生演奏を聴かせてくれるジャズクラブをやりたい」といった具合です。できるだけ具体的に書くとよいでしょう。
「何のために」という目的や社会的な意義はあればよいですが、なくてもまったく問題ありません。社会に役立つ事業は理想ですが、現実的に考えないといけないのは自分ができる儲かる事業です。(もちろん合法的に・・・)

続いて、②「どうすればそれができるか」を書き出してみましょう。
ジャズクラブを経営するためには、立地・外装・内装・ステージ・家具・照明・集客・スタッフ・お酒・音楽など様々なものが必要となるはずです。当然、資金も必要ですし、許認可も必要です。それらを思いつく限り挙げていきましょう。

たったこれをするだけで、足りないものがたくさん見えてくるはずです。

 

起業準備期間中にできるだけ多くの課題を解決しておく

①「何をやりたいか」、②「どうすればそれができるか」を書き出すだけで、足りないものがたくさん見てくるはずです。

そこで次にするのが、③「課題への対応方法」を書き出すことです。
ここでは経験や人脈など自分が持っているものを棚卸しながら考えてみましょう。

 

立地はこれまでの経験ではあの場所がよさそうだな・・・もしそれが決まっていなければ、多数の不動産屋さんを回り、好条件の物件を見つけなければなりません。
外装・内装もイメージがわかなければ、既存のお店を訪れて、何か参考になるところを見つけないといけません。
お酒を出すのであればバーテンダーの経験もあった方がよいでしょう。その場合は、会社に内緒でアルバイトをして経験しておくことも考えられます。
起業後の役に立ちそうな人脈が少なければ、交流会などに参加して人脈の構築を図りましょう。
そして、一番大切なのは資金です。資金の準備が難しければ、起業時期を遅らせて、その間に起業資金を蓄えていくことも考えられます。

起業前からスタッフの集客のことを考える必要があるの?と思われるかもしれません。
もちろん事業はやってみないとわからないことがたくさんあります。

しかし、ここでの課題は事業を始めたらすぐに直面する課題です。
実際には思うようにいかないこともあるでしょうし、もっと大きな課題にぶつかる可能性もあります。

今はインターネットで多くのことを調べることができます。
お金もかけずにできるだけ多くの情報を集めておくことに、何のマイナスもありません。

それに、事前に少し踏み込んだ知識を持っていれば、実際に取引業者などと話をする際にもより深い話をすることができるようになります。

この課題への対応方法が書き出しできないときは、時間をかけてでも、解決しなければなりません。
大きな課題への解決の道筋すら見つからないときは別の事業を考えた方がよい場合もあるでしょう。

 

まとめ

起業準備で事業計画を作ることの大切さを説明しました。これは時間をかけて、家族や友人・知人に見てもらい意見ももらいながら、作っていくとよいでしょう。これができてようやく起業のスタートラインに立つこととなります。

この記事を書いた人
松本 佳之

税理士・公認会計士・行政書士
みんなの会計事務所代表。「税理士のノウハウを会社成長の力に」をモットーに、大阪で起業支援、中小・ベンチャー企業の支援や税務の他、個人確定申告、相続・相続対策等の税務業務を手掛ける。

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